2021 年(令和 3 年)の振り返り
去年に引き続き、今年も振り返りますよ。
1年の流れ
今年はコーチング仲間が募集していた振り返り会に参加しました。この振り返りでは事前にワークシートに今年一年のイベントごとやメモを書き込んで、当日はこのワークシートをもとに他の参加者に自分の一年を物語として伝えるというもの。話してる途中や最後に他の参加者から質問を受けて自分の一年をさらに深堀していくという形でした。
ワークシート
感想
自分でワークシートを作っていたときは物語として語れるのか心配してましが、いざ話してみると一貫した物語のようだったと言ってもらえて嬉しくなりました。自分でも確かに繋がっでるわ〜って実感できたし。人に語るってすごい。
他のメンバーからの質問を通して、Bob の講演で内面的に影響を受けた後から少しずつ現実が変化していったことを改めて認識。今年の最初には想像も出来なかった年末を迎えて一年のプロセスも結末も素敵すぎるなぁと思えた。ありがとうAyachan🥺おめでとうAyachan🎉
あと他のメンバーの物語を聞いて、セッションのような「ここはどんな気持ちだったの?」って問いが沸いてくる沸いてくる。THE COACH メンバーどうしだからこそ寄ってたかって語り部にコーチングしてるみたいな雰囲気になって面白かったです。来年もやりたい!
今年終わった読書会
Team Geek
Team Geek 読書会の感想 #techplaygirls - FreeDrop
Clean Architecture
クリーンアーキテクチャ読書会の感想 #techplaygirls - FreeDrop
デザインパターン
デザインパターン読書会の感想 #techplaygirls - FreeDrop
Domain Driven Design(ドメイン駆動設計) Quickly
Domain Driven Design(ドメイン駆動設計) Quickly 日本語版
DDD を読むきっかけになった Podcast で DDD 本のコードは古いと言っていたので、概念を学ぶ目的であれば quickly 版でも良さそうと思って読書会を始めました。
ユビキタス言語を作ることの大事さ
そのプロダクト(ドメイン)に関わるメンバーが同じこと言葉で話せるようになる必要があり。 例えばプロダクトオーナーは従業員と呼ぶけどコードでは user を使ってるのはダメとか、プロダクトオーナーは退会したいって言ってるのに技術者は論理削除って言ってたら共通言語じゃない。共通言語を作る過程で認識を合わせていくことこそドメイン駆動なんだと理解。ただ日本語圏の私たちは会話は日本語だけど英語にすると認識バラバラみたいなのがよくあるから、日本語、英語のユビキタス言語を作る必要があるなぁと思った。
あと Evans 氏の英語圏以外は DDD どうしたら良いの?の回答。
"(DDDを)英語以外の言語ではどう実践すべきか" "Evans氏発言要旨: ソースコードでも日本語を使え。以上。" "ドメインエキスパートがこの言葉を使っているのなら、なぜクラス名にこれを使わない?" / “A Life in…” https://t.co/iyT7Anqncg
— Takuto Wada (@t_wada) 2017年5月12日
実現は難しいけど DDD の思想としては一貫しててめっちゃ納得した。
軽量 DDD
もう一つは技術的な面での DDD です。巷では軽量 DDD と言われてるものという認識。 DDD で語られる要素は広く Entity や Value Object、Repository、Service とかかな。
・Entity → 識別子によって等価の判定をする。 ・Value Object → 値によって等価の判定をする。 ・Service → 内部に状態を保持せず、単純に機能だけを提供する
技術的な部分はもう一度読み直したい。
この辺の知識を得たことで「プロダクトで DDD やってます」的な記事ではどのレベルで語ってるのか深く観察できるようになったし、DDD の文脈で語ってる記事も理解できるようになったのは成果です。
楽々 ERD レッスン
DB 周りの復習本。DB のビュー機能を使うポイントが自分の選択肢になかったので仕事で使えそう。 途中 DB 設計するのに飽きちゃったけど、karorie さんと一緒に「この場合どうなるだろう?」と考えれたのは楽しかった。
スクラムブートキャンプ
SCRUM BOOT CAMP 読書会の感想 - FreeDrop
これまでのスクラムチームは少人数制だった分コミュニケーションコストが少なくて課題が見え辛かったと思う。だけど今月まで配属されていたチームは開発者だけで10人ほど、他の関係者合わせると20名以上いたので、どうすればより良いチームになるのか考えざるおえなくなったし、課題感を持った状態でスクラム本を読んだことで体に染みる学びになった。次のチームでは組織としてチームの作り方をどう分けていくかの指針としてチームトポロジーという考え方を取り入れてるようで(全然わからん)、組織やチームの在り方って技術のように常にアップデートされてるんだなって思った。面白いね。
その他の学び
今年は元気がなかったから全然勉強できなかった…仕事は過去に勉強したもので食い繋いでる…なんて思ってたけど、こうやって並べると新しいもの学んでるじゃぁ〜んと思えた(Ruby / Rails をやってないだけ🥲)。やったことリストは偉大です。
生産性向上には「やることリスト」より「やったことリスト」が効く! おすすめアプリもご紹介 - STUDY HACKER|これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディア
TDD の写経をオンライン配信
Ayaのページ | 作業中×ライブ配信 - 00:00 Studio
勉強風景を生配信するのは自分の集中力が増すので良い。来年は Youtube で Study with me 的なことをしたい。
本の内容的には普通に難しくて自分じゃ思いつかないよ…って感じのコードでした。。新しい言語を学ぶときはこの本を写経をその言語でやりたい。
AWS(ソリューションアーキテクト)に合格
仕事のインフラ環境で AWS 使ってるのは当たり前だから、お客様とコミュニケーション取るのに最低限の AWS サービス知識を知っておかないと会話できないと思って受験。愛媛にいたときに一度落ちて、AWS の試験がバージョンアップしたあとにもう一回チャレンジ。フリーランスの仕事が始まる前の、日光の Airbnb に住んでた時期だったなぁ。Udemy の試験対策の問題購入して過去問繰り返し勉強した。
勉強したおかげで デプロイ周りで利用する CodeCommit / CodeBuild / CodeDeploy を知れたし、今は EC2 じゃなくて ECS(Elastic Container Service)だってことも知れた。今の案件でめっちゃ役に立ったよ。勉強中に気になったのはロードバランサを使うときのセッションの管理方法。これは来年に改めて勉強したいです。
Haskell かじった
読書会ではないのだけど、もっちーとアウトプットする日程を決めて勉強したやつ。
仕事で Vue.js
去年は Rails をちょっとリッチにするって目的で Vue.js を導入してた案件にいたけど、今年はフロントとバック完全に分けて Vue Router や Store を使いながら開発する案件に入れて、Vue.js をさらに深く学ぶことができた。さらに Vue.js 経験者が周りにいたので Js の細かい点を確認できたし、Composition API や TypeScript もかじれて満足してる。
来年の課題点としては
コードレビューはまだまだ難しい
もっと良くするのにこう書いたら良さそう的な知見がないし、コードレビューしてても目が滑っちゃいがち。Rails のコードレビューも最初は目が滑っちゃってたので数こなすのが大事だよな…。
TypeScript 周りの知識が全然足りない
ジェネリックとか全然知らんままだったし。次回チャレンジするときは言語として機能をきちんと勉強して望みたい。
参考)TypeScript始めたての頃知りたかったこと - Qiita
Composition API を活かした書き方ができなかった
Composition API が入る前は Vue.js の構文ルールによってライフサイクルメソッドや computed、methods など役割ごとに処理を書く必要があったんだけど、Composition API の導入で全て setup の中で記述するので使用目的ごとに処理が書けるようになったことが大きな変化だと認識してる。だけど、前の書き方に引っ張られて役割ごとに並べて処理書いちゃったり、ファイルを分割するポイントが全然分からなかった。。
課題が認識できてるだけ十分。少しずつ進んでいきましょう!
コーチングスクール受講
THE COACH Academy 受講後の振り返り - FreeDrop
直感で「やりたい!」と思って受講したのが本当に正解だった。これまで悩み相談されたときの私の対応が「自分の経験談からアドバイスする」か、「ただ『うんうん』と聞いてる」かの2パターンしかなかったけど、コーチングを学んだことで傾聴による相手の声のトーンや表情の観察、裏側にある願いの予測、状況や気持ちを詳しく知るための多面的な質問などができるようになった。相手の魅力や想いを引き出すコミュニケーション方法って感じ。
THE COACH の授業はスキルを学んだというより、考え方の根本から変わる体験をさせてくれるので自然と日常でのやりとりもコーチングマインドが混ざってくるから不思議。この前、小学校からの友達の悩み相談でも自然と友達が次のアクションを決める流れになって、無理に私が誘導する必要ないんだって分かって感動した。仕事でもチームのファシリテーションとか 1on1 する人とか、そういう役割もやってみたいと思えるようになった。
今年を一言にまとめると
自分を信じ始めた年。これまで先が見えないとすぐに不安になってコントロールしようと行動していたんだけど Bob の講演から自分に足りないのは自己確信的なマインドだって気付いて。いまは不確実な状態でも自分なら必ず道を見つけることができる、私なら大丈夫って信じれるようになった。今年最大の成果だよ。そして一年を振り返るとほんとに良いタイミングで次の一手に導いてもらえた気がする。ありがとうAyachan🥺(2度目)。人生を無理にコントロールしなくても繋がっていくんだなぁと心の底から感じれる一年でした。おつかれAyachan😌
来年
いまは組織やチーム作りをすること、コーチング的な関わり方を通して人の魅力を引き出すことに興味がある。今のチームの EM さんのように「失敗は学習する機会」を強調できる人になりたい。あと正社員就職するのが大きな変化だよね。どんな展開になるか分からないけど自分の内面を語れる関係性、人間関係を築けるように関わっていきたいな。がんばれAyachan👍